西原良三社長、青山メインランドの30年間の功績、資産は?細かく会社をご紹介。

社長

株やFXなどで資産運用をすることよりも、不動産を活用した資産運用が今後増えることが予想されます。
資産運用をするためにマンションを購入するケースも今後増え始めるでしょうが、その時に頼りになるかもしれないのが青山メインランドです。
青山メインランドでは資産運用型マンション事業を展開するほか、一般的な分譲マンションの開発を手掛けるなど、近年発展を続ける不動産会社です。1988年に設立され、30年以上活動が続く青山メインランドを率いてきたのが西原良三さんです。
西原良三さんは代表取締役社長として牽引し続け、年間の売り上げが400億円になるなど、安定した成長を続けます。青山メインランドはどのような会社なのか、気になるところです。

青山メインランドの安定した経営を垣間見た瞬間

西原良三

1988年、昭和63年に青山メインランドを立ち上げた西原良三さんは「安定する経営」を心がけてきました。
1988年以降不動産業界を様々なアクシデントが襲って、そのアクシデントの度に不動産業者が倒産していく光景が繰り返されてきました。
こうした状況でも西原良三さんはしっかりとした備え、安定する経営を心がけたことでバブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災の逆境もはねのけることができています。

近年になって東京から地方への回帰が進み、東京の人口がこれまでのように増えにくくなったという背景があり、東京より周辺エリアへ引っ越しを検討し始める人も出てきました。
すべては新型コロナウイルスの影響で東京に対するイメージが悪くなりはじめた部分もあるでしょう。その中で経済も再び悪化し始める中、青山メインランドのとある行動が世間に衝撃を与えます。

新型コロナウイルスの影響で企業の内定取り消しが相次ぎ、突如就職先を失って途方に暮れた学生が多く出てきました。こうした学生に対して青山メインランドでは内定が取り消された学生を対象に新卒採用の追加募集を行います。
就職がしたくてもできない、そんな学生に採用のチャンスを与えたのです。内定取り消しになり、不安な気持ちが生じるのは当然の事です。その気持ちを少しでも緩和させてあげたいと西原良三さんは考えます。
安定する経営は、もちろん企業としての寿命を延ばすのにもつながりますが、不安定になり始めた時代に頼りになる存在として社会貢献にもつながることを思うと、西原良三さんの先見の明が素晴らしいことがうかがえます。このような考え方に至るのは、西原良三さん自身が社員に対して、相手の立場になって考えることを求めているからです。
自分たちが独りよがりになるのではなく、まずは住む人の気持ちを考える、それがマンション作りに活かされています。

そしてなにより、青山メインランドの経営理念であり、西原良三さんが創業当初から重要な言葉として掲げている『あなたの大切なものを大切にしたい』という言葉がしっかりと行動指針になっているのも大きいでしょう。

青山メインランドの資産運用型マンション「メインステージ」

青山メインランドでは資産運用型マンション「メインステージ」を首都圏を中心に展開しています。この資産運用型マンションの実績は素晴らしく、首都圏で限った時に常に上位を誇り、首都圏の各エリアに「メインステージ」が存在します。

なぜ青山メインランドの資産運用型マンションがこれだけの人気を誇るかですが、ポイントは一括借り上げ契約です。一括借り上げ契約を行うことで、オーナーは何もせずとも家賃収入が入ってきます。
もし自分の手で管理をすることになれば、様々なことを自分の手でしないといけなくなります。
サラリーマンなどがこれをやるのは大変で、一括借り上げ契約なしには複数の不動産を資産運用で活用することはできないでしょう。

西原良三さんが考える経営理念、『あなたの大切なものを大切にしたい』という考え方がしっかりと制度設計によって根付いていることが言えます。

青山メインランドの居住用マンション「ランドステージ」

西原良三

資産運用型マンションで実績を出している一方、青山メインランドでは「ランドステージ」という居住用マンションも手を出しています。
家族向けのものからワンルームマンションまで様々です。青山メインランドのランドステージの最大の特徴は、既に建設したものを提供する点です。

新聞の折り込みチラシではたくさんの新築マンションの広告が目につきます。その中には、まだ完成していないマンションのチラシが入っているはずです。
チラシ上の様子、それを踏まえてモデルルームを訪れた時の印象、そして実際に物件が完成して初めて見た時の印象、これらが完全に一致する可能性は高くなく、どこかで、イメージと違う衝撃を感じます。

西原良三さん率いる青山メインランドのランドステージでは、既に完成したものを販売するため、イメージと違う衝撃が仮にあったとすれば買わなければいいだけで無傷であり、妥協をするにしても、ここで住むのは確実なので、イメージはしやすくなります。

元々青山メインランドの居住用マンションは駅から徒歩10分以内を心がけ、全マンションを平均すると徒歩6分になるなど、とにかく立地にこだわっています。西原良三さんがその点にこだわりをもっていることは言うまでもないでしょう。

青山メインランドを支えるグループ会社

西原良三

西原良三さんが設立した青山メインランドには現時点で4つのグループ会社があります。1つ目の株式会社ランドネクストは、主にメインステージの販売や中古物件の買取を行っています。
2つ目の青山ハウジングサポートでは、「お客様の大切な資産の価値を磨き高めること」をコンセプト、使命にしており、メインステージの物件の維持管理を行います。

これに限らず、資産価値を高めるための支援、提案を行うなど、ただ資産を守るだけでなく、その価値を高めるサポートも行います。
ここにも西原良三さんの経営理念である『あなたの大切なものを大切にしたい』の精神がにじみ出てきます。3つ目の株式会社メインランドジャパンは、関西を中心に営業展開するために設立した会社で、企業理念は青山メインランドと変わらず、『あなたの大切なものを大切にしたい』です。

安定した資産運用を実現するために金融や保険、不動産の知識を持ったスタッフがサポートしてくれる会社です。最後の株式会社青山メイン企画は建物維持管理、メンテナンスを行う会社です。
例えばメインステージのマンションで修繕工事を行う際には、資産価値を高めるような工事を行います。

まとめ

西原良三

着々と売り上げを伸ばしてきている青山メインランドですが、西原良三さんが創業当初に掲げていた経営理念などが下敷きになっていて、行動指針にもなっているため、評判のいい会社へと成長していると思われます。分社化で青山メインランドの売り上げは表向きは下がっていますが、実際は着実に前に進んでいる状況であり、モチベーションも高めでしょう。今後どのようなアクションを起こしていくのか、目が離せません。

コメント